ワードプレスの反応が遅い時に確認すべきこと

WordPress の操作を押しているとボタンやメニューをクリックしてからなかなかページが移動しないということが気になることもあると思います。

その場合に確認した方が良い点について紹介します。

まずは WordPress の動作が遅いのがどの点かについて確認します。大きく分けると WordPress の管理画面が遅い場合と、WordPress の公開画面が遅い場合があります。

WordPress の管理画面の表示が遅い場合

WordPress の管理画面の表示が遅い場合の原因のひとつが、WordPress が設置してあるレンタルサーバーの性能が低いということです。WordPress はいろいろなプログラムが関連しあって動いていますが、そのプログラムが格納されて動かしているレンタルサーバーそのものが性能が低い状態だと WordPress 本体の反応速度も遅くなります。さくらのレンタルサーバーやロリポップのレンタルサーバーなどだと遅い傾向があります。

この場合の解決策としてはレンタルサーバーを変えて引っ越しするという方法が堅実です。

WordPress で作成したサイトの公開ページの表示速度が遅い場合

WordPress で作成したサイトの公開ページの表示に時間がかかる場合についてです。WordPress で作成したサイトの公開ページがなかなか表示できない、表示するまでに数秒かかるというケースはよくあります。

原因として考えられるのが WordPress のテーマの設定、プラグインの設定、画像のサイズの問題です。

WordPress のテーマの設定の問題

WordPress のテーマのファイルは、WordPress の公開ページを表示することに直接影響を与えています。最近の WordPress テーマはほとんどの WordPress テーマで画像の遅延読み込みやスクリプトの圧縮などが行われているものが多いですが、プラグインとの組み合わせなどにより余計に時間貼ってしまったりしているケースもあります。WordPress の有料テーマの場合にはページ速度を売りにしているものもたくさんありますのでそれらのテーマを使い余計なプラグインは使わないというのが堅実な方法かと思います。

プラグインの設定の問題

ページの表示速度が遅い原因として考えられるのがプラグインの設定の問題です。ネット上を探すと色々なWordPress のサイトを高速表示するためのプラグインの情報が出てきますが組み合わせすぎてかえってページ表示速度を遅くしてしまっているケースも多々あります。私も色々なプラグインを試しましたが最終的に行き着いたのは有料のプラグインの「WP Rocket」でした。有料なので年間にお金を支払って使わせてもらうプラグインなのですが、このプラグインだけ入れておけばその他の高速化のプラグインは不要です。高速なサーバーを使い、適切な画像をサイズを設定し、この「WP Rocket」プラグインを使用すれば、Google のページ速度測定で100点満点出すこともできます。

ワードプレス高速表示に必要な画像の設定

これは多くの人が取り組んでいるかと思いますが WordPress に画像をアップロードするときにスマホの写真などをアップしてしまうと画像1枚で何メガバイトもあり、読み込みにとても時間がかかります。多くのケースで画像のサイズはとりあえずブラウザで表示できるサイズであれば良いと思いますので、サイズは事前に決めたサイズにリサイズし、画像のファイル自体も圧縮できるだけ圧縮してファイルのサイズを軽くして掲載する事が必要です。

今回は WordPress のレスポンスが遅い時にどんな点を確認し改善すると良いかについて紹介しました。

このような点を確認しながら、訪問したユーザーがサクサクと見れるページを作ると共に、WordPress で記事を作成する人もクリックしてから何秒も待たなくてはいけないストレスから解放されないとブログやホームページの運営はうまくいかないと思いますのでご参考になれば幸いです。

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